シンプルにセレブと再婚したい。
暇してたある日の午後、祖母のレガシー・ゴーゴー氏から『バーにセレブが来るらしいから見に行かない?!』という超ミーハー心全開な野次馬のお誘いがあったので、そりゃもちろん行く行く!と、二つ返事で行ってきました。
現場到着。
家を出る直前まで見ていた恋愛映画の影響により、着くなり魅惑的なムードになりセレブ相手に下心丸出しのナナコ。
さり気なく右上にエイトくんの学校での評価が下がってしまったという残念なお知らせが…。これはランダムで出てくる選択肢によって上がったり下がったりするんですが、プレイヤーは最強に運が悪いので大抵いつも下がってしまいます。折角毎日宿題してるのにごめんよエイトくん。
店内を見渡してみると以前プレイしていたゴスロリとロリータの双子レズカップルのゴスロリちゃんがバーテンダーをしていました(チーク濃いなぁ…)自分で作るシムって多分ハタから見たらほとんど違いが無い同じ顔ばかりなんでしょうが、作った本人としてはこんな感じで行った先に偶然居てくれたりすると嬉しいんですよね。
そしてゴスロリちゃんの隣に見えるこのチョコボールのような丸い頭が…
本日のお目当て、セレブシムのドリーマー・ダークさんです!
何やら手を叩き大声を出して周りの注目をかき集めているご様子。何もそんな、バーカウンターの中でやらなくても…絶対これゴスロリちゃん迷惑してるでしょ…。
シムの名誉とプライバシー保護のため、あえて実名はここでは公表しませんが前に某セレブシムから超絶塩対応をされてしまいセレブには大変苦い思い出があるナナコ。
セレブはきっと皆あぁなんだわ…一般ピーポーのことなんてゴミだと思ってるのよ…天狗だわ、天狗!と、セレブに対する激しい偏見を抱いているものの折角だからと今回もサインをお願いしてみました。その結果、
あっさり書いてくれたーー!!
はしゃぐナナコの動きが可愛いです。そして背後には何やら見覚えのある頭が…。
(これ以上無いくらいの媚び諂い顔である。)
セレブからの初サインやったー!正直ダークさん全然知らないし何やってる人かとかも知らないから、とりあえずノリで頼んだだけだったけどこれは嬉しい!ファンになる〜!
ちなみに下の方で眠っているのはダークさんの熱狂的なファンで、間近で憧れのダークさんを見れたことにより興奮しすぎて気絶いている状態です。そんなすごいセレブからこんな簡単にサインを貰えるなんてナナコもしかしてオキニなんじゃなーい???笑
するとあの男に異変が…
めっちゃ見る。
腰に手を当てて穴が開くほどダークさんを観察する坊っちゃん。これだけ見られたらさすがの大物セレブも居心地の悪いことでしょう。
一体何なんだと言いたげに顔をしかめています。そして
ハグ!!
自らハグを頼みに行くミーハーな坊っちゃんの姿が見られるとは…!坊っちゃんダークさんのファンだったのね!!じゃあさっきまでのあのガン見も『ま、まさかこんな所に…居るわけ…いやでもあの整った眉!美しい褐色の肌!輝くオーラ!何よりあのチョコボールヘア!!本物だ…!!本物のドリーマー・ダークさんに違いない…!!』っていう半信半疑状態から始まった感激状態だったのでしょう。
めっちゃ抱きしめてるもん。目とか閉じて。w
ドリーマーさんについてwikiを確認したところ、彼はカリスマ技術者の模様。
↑でゲーム実況見てますとか書いてるけど実際は開発者側とかなのかな?お洒落ないでたちなのでもっとコメディアンとか役者キャリアなのかとばかり思っていました。
その点このダスティン・ブロークさんなんかは
見るからにゲーマーって感じがしますよね。
私の見た目もだいたいこんな感じなので同族の匂いがする親戚感覚です。
さて、サインも貰い上機嫌のナナコ。調子に乗って今度は写真をお願いしてみました。
『アンジー♡』
この『アンジー』って、シム達が写真を撮るときにする掛け声なんですが、可愛いくて好きです。笑顔は世界共通だねぇ。私も写メ撮る時言ってみたいなぁ、アンジー
どこかの誰かさんとは違い、度重なるナナコの要望にも気さくに応えてくれるドリーマー・ダークさん
恋する少女のようにドリーマーさんを見つめるナナコ。
これはお近付きになりたい!あわよくば結婚してセレブ妻になりたい!それが無理ならせめて子供だけでも作って毎月莫大な養育費が欲しい!!
セレブの街Del Sol Valleyでプール付きの豪華な一軒家を買ってあなたと私、幸せに暮らしたい!!
というわけで決めたなら早々と取り掛かりましょう。
バーカウンターでくつろぐドリーマーさんの前に立ちはだかるナナコ。
パパラッチがドリーマーさんを激写し続けるもナナコにはそんなことお構いなしです。サインや写真をいくら頼んでもセレブには自分のことなど覚えてももらえません。お近付きになりないならまずはコレ!自己紹介を試みます!
しかし残念なことにドリーマーさん、全然聞いていません。無表情のままずっとナナコから少しズレた位置にある壁を見つめています。
セレブにとってこんなことはきっと日常茶飯事なのでしょう。一般ピーポーからの自己紹介など街を走るパトカーのサイレンと同じ、聞こえはするがいつ聞こえたのかは覚えていない街の騒音の1つでしかないのです。
その後もしつこく自己紹介を試みた結果ドリーマーさん、ウザかったのか二階に上がってしまいました。この店の二階はセレブしか立ち入りが許されていないVIP席がある階なのでそこに引き篭もられたら厄介です。
階段を登っただけでパパラッチに激写されるドリーマーさん。セレブは大変だなぁ。
そしてそんなセレブの後をゾロゾロと付いて回る野次馬達。
ナナコもすかさず移動し、最前ドセンを確保します。狙ったからには逃がさない執念のガチ恋女、ナナコ。
その横では坊っちゃんが誰かと電話中ですね。
『ドリーマーさんだよドリーマーさん!本物だよ?!僕なんてもうハグしてもらっちゃったからね!ドリーマーさんに!!!』的な興奮コールでしょうか。ナナコのドリーマーさんを見る至って冷静な視線が怖いです。
とりあえずまだやっていなかったハグをお願いしてみました。
こんなにも人が大勢いる前でハグに応えてくれるなんて…やっぱり私…好かれてるんじゃ?だってドリーマーさん、他の人にハグする時と私にハグする時とじゃ熱量が違うもの…!と、思い込みを己の中で確信に変える瞬間です。
ガードマンにめちゃくちゃ見られているのは気のせいでしょう。決してタチの悪い危ないファンだと警戒されているわけではありません。
しかしここでナナコに悲劇が
ドリーマーさんにめちゃくちゃキレられました(草)
ドリーマーさんは[お触り禁止]という、自分より格下のセレブや一般ピーポーとの触れ合いが大嫌いなセレブだったのです。
驚くナナコを置いてVIPルームへと消えてしまうドリーマーさん。ここに入られてはそう簡単にお話しすることもままなりません。
しかしナナコは相変わらずの魅惑的ムードのまま。1人でクネクネと動いてはドリーマーさんが戻ってくるのをひたすら待っています。
頭の中では多分『ドリーマーさんったら照れちゃって…ほんと、私だけには甘えたなお子ちゃまなんだからっ♡』と、驚異のポジティブシンキングで気分はもう『私こそが本カノ』モードなのでしょう。
しかし残念ながら今日はここまでのようです。
セレブと過ごす楽しいひと時でしたが、そろそろお開きの時間となります。それではまた次回お会いしましょう!
このポップアップが出るや否やドリーマーさんがVIPルームから飛び出してきました。
めちゃくちゃ不機嫌そうな顔です 笑
頭の上に飛行機の絵があるから行き帰りは自家用ジェットとかなんですかね?やっぱりセレブは違うなぁ〜!う〜ん!結婚したい!
お目当てのセレブシムも帰ってしまったことですしナナコもお家に帰宅しましょう。
家に帰るとエイトくんはいつも通りテラスで宿題を、玄関には毎度お馴染みターバン男シンゴが出迎えられるのを待っていました。
ゴージャスなセレブから一転して年中短パンを履いてるシンゴじゃね…(クソでか溜息)
お家にドリーマーさんのサインを飾ってみました。このシムはお家を持たないタウニーシムなので、次はいつ会えるか運次第。
盲目ナナコのガチ恋がこの先どうなるのか楽しみです。